FC東京とFC町田ゼルビアの試合なんて呼ぶの問題
FC東京vs東京ヴェルディの一戦は伝統の「東京ダービー」、東京ヴェルディvsFC町田ゼルビアの試合は「東京クラシック」と銘打たれています。
しかしながら、昨季から顔を合わせることとなったこのFC東京vs FC町田ゼルビアの試合については、名称が固定化されておらず、昨季はメディアなどで「多摩ダービー」や「西東京ダービー」などという案が浮上していました。
個人的には、上記のアイデアはあまりしっくり来ませんでしたので、勝手にここで命名しちゃいたいと思います!その名も
電鉄ダービー
命名の理由として、町田ゼルビアは小田急電鉄、FC東京は京王電鉄がそれぞれスポンサーについており、今季からFC東京のユニフォームにも「KEIO」のロゴが印字されることになったこともあり、東京の多摩部を走る両電鉄のプライドを賭ける一戦ということでいかがでしょうか!

実はこんな動画も出してるくらい両企業ともノリノリ(笑)
両チームのフォーメーション&スタメン予想

前節の横浜FC戦でついにベールを脱いだ新生・力蔵トーキョー。
戦前に注目を集めていたフォーメーションは3バックを採用し、ヒアンを頂点とした3-4-2-1でした。
この試合でも、2戦連続のミラーゲームを予想します。
前節で気になったのは、WBのポジショニングやシャドーを務めたMF俵積田・仲川と1トップのFWヒアンの関係性で、町田戦に向けてどのように修正されるかにも注目です。
また、コンディションも整ってきていると噂の「東京の18・橋本拳人」がこの試合でお披露目となるかという点にも期待したいです!
一方でFC町田ゼルビアは前節vsサンフレッチェ広島の試合では相馬の個の力で先制したものの、後半に逆転を許し、1-2で敗戦。
特にダメージが大きかったのが、この試合で初スタメンを飾った菊池・岡村の新加入CBコンビの負傷退場。特に菊池は広島FWジャーメイン良とのデュエルで奮闘していたこともあり、この二人の抜けた影響は大きかったと思います。
この状況を受けて、奇しくも昨季まで東京にいた中村帆高が町田デビューを飾ることになるのかも非常に楽しみな点です。

この試合に間に合うのか次第でシステムも変わってきそうだね!
CB不足の難しい台所事情でもあるため、4バックの可能性もあり、この一戦では誰をどこに配置するのか、黒田監督の采配にも注目です。
この試合の注目ポイント
この試合で特に注目したいポイントは下記の点です。
- サイド(WB)のポジショニング
- シャドーと1トップの関係性
- 試合を通してのインテンシティ
開幕戦では、全体的に下がり気味かつサイドを駆け上がるタイミングが悪くシャドーとの連携が悪かったWBの動き・ポジショニングがどのように修正されているかがこの試合の流れにも大きく影響してくると思います。

長友・白井のコンビを継続するか、違うパターンで来るかも気になる!
また、シャドーと1トップを務めるヒアンの連携不足も前節の気になった点。ヒアンが身体を張ってボールを収めた後のサポートの遅さが目立っており、結果的にボールロストするシーンが散見されました。
町田ゼルビアは前節の相手である横浜FC以上に試合全体でインテンシティ高くボールを奪いにくるチームであり、この辺りの判断スピードが遅いとボール保持ができず、町田の一方的な展開になる可能性もあるため、前線の連携はこの試合のキーとなってきます。

予想する試合展開
昨季はシーズンダブル(ホーム&アウェイで両方勝利)を喫したこの一戦。FC東京としては、前節課題にもなったサイドの連動した動きと中央のコンビネーションが重要になってくると思います。
特に町田は前節もボランチを務めるMF前がボールを刈り取る部分で抜群の働きをしており、この試合でも中盤の球際の攻防が一つ見ものになりそう。
また、前線には相馬・西村・オ セフンなど、強力な個性を持つタレントが揃っており、ボールを奪われてからのトランジションをいかに迅速に行えるかも守備面のポイント。

前にも後ろにも代表レベルがずらりと揃う町田はやはり強烈…!
昨季の戦いでは、結果的にオ セフンをはじめとする要注意人物に得点を奪われてしまったため、今季はしっかりと抑えていきたいところ。
展開としては、FC東京としてはまだまだ連携途上の状態であることもあり、町田ゼルビアペースの試合になることを予想します。
一方で、東京としては前節も横浜FCに主導権を握られる苦しい中でも、一瞬の連携でゴールを奪い、勝ち点3をゲットしており、町田ゼルビア相手にも同様に、苦しい展開でももがきながらもチャンスを伺う展開になりそう。
開幕戦でいきなりCB2人が負傷するアクシデントがあり、敗戦してしまっていることで、町田はチームの士気が高まっていると思うので、ミラーゲームが予想される東京としてもまずは球際の部分でデュエルで負けない、対面する相手を上回っていく点を意識すれば、勝利につながるのではと思います。

まとめ
いきなり第2節で勃発した電鉄ダービー。昨季はシーズンダブルを喫した町田ゼルビア相手に、逆に町田相手には昨季新潟で2勝1分1敗と相性の良かった松橋監督率いる東京がリベンジを果たせるか。
開幕戦は内容が良かったとは言い難い試合だったものの、勝利を飾っており、この試合もなんとか勝ち切って開幕から連勝スタートを切りたいところですね!
それでは、また次の投稿で!

あでぃお〜す!

コメント