ついに2025シーズンも始まりましたね!
今回は、2025年2月15日(土)に開催されたJ1リーグ第1節FC東京vs横浜FC@ニッパツ三ツ沢球技場の試合レビューを行っていきます!
この試合のプレビュー記事も書いておりますので、ご興味のある方はぜひ!
現地では横浜FCのキャラクター「フリ丸」くんもお出迎えしてくれました!


ニッパツ三ツ沢球技場までのアクセス
まず、今回試合が開催されたニッパツ三ツ沢球技場までのアクセス方法は、
- バス(市営・相鉄)
- 電車(横浜市営地下鉄)
の2パターンあり、具体的な経路としては、下記のイメージとなります。

なお、公園内マップはこちらの通りとなっており、球技場は横浜市立病院に隣接した場所に位置しています。

Googleマップを使用する際は、こちらをご参考に現地に向かうようにしてください。
私は、三ツ沢上町駅から徒歩で現地に向かいましたが、球技場に行く途中の公園内には子供達が林の中で遊んでいたり、テニスコートがあったりなど、あまりに長閑すぎる周辺環境に、「本当にここにスタジアムがあるの!?」と思いながら歩いていました。笑
ニッパツ三ツ沢球技場の雰囲気
今回、私もFC東京の応援で現地に赴いてきました!
自身も初めて訪れる場所だったのですが、まず最初に驚いたのがピッチとの距離の近さ!

普段は味の素スタジアムや国立競技場での観戦に慣れている私としては、ピッチ上の選手の声や蹴ったボールの音、激しくぶつかり合う音などがはっきり聞こえてくる環境で、衝撃を受けました…!

第1節(開幕戦)vs横浜FC戦のレビュー
2025シーズンの開幕戦であるこの一戦は、1-0でFC東京勝利という結果となりました!

両チームのフォーメーションとスタメン、ベンチメンバーについては下記をご確認ください。この試合は、お互い3-4-2-1のミラーゲームとなりました。
フォーメーション&スタメン

ベンチメンバー

この試合は松橋新監督体制でのお披露目試合でもあり、まずは勝ち点3を手にすることができたことが最大の収穫だと思います。

この試合の課題と収穫は、このように整理させていただきました。
課題
- ヒアンとの連携
- SH(俵積田・仲川)の動き・ポジショニング
- WB(長友・白井)のポジショニング
収穫(よかった点)
- ヒアンの個人能力の高さが再認識できた
- 得点シーンの連携
- 慣れないシステムでのクリーンシート&勝点3
まずは課題面から言うと、FC東京の選手としてはお披露目試合となったヒアンでしたが、その能力はやはり本物で、大志からのパントキックやフィードはボールの質さえ高ければ高確率で収めるor競り勝ってくれていた印象。
しかしながら、課題はその後の周囲のサポート。せっかく最前線のヒアンがボールを収めてくれたとしても、距離感が悪く、誰もボールを貰いに来ない状況が散見されており、結果的に相手ボールになってしまうことがあり、この辺りは今後連携を高めたい部分だと感じました。

東京の1トップは自分一人でなんでもできなければ務まらない難しいお仕事…

上記に関連した部分で、シャドーの位置取りと動きの悪さも気になった点です。今回は俵積田と仲川がスタメンでシャドーを務めていましたが、特に俵積田に関しては、最も適性ポジションはスペースのあるサイドで1対1で仕掛けるWGであり、まだまだシャドーについては課題山積の出来でした。
シャドーになるとWGよりもスペースの限られた内側でゲームを作ったり、ヒアンのサポートに回る役割も求められるため、非常に窮屈そうにプレーをしていた印象でした。
WBに関しても、やはりまだまだ練習中の模様。殊勲の決勝点を奪った選手こそWBを務めた白井だったものの、長友と白井の両WBがこの試合効果的に攻撃に関われたのはそのゴールシーンくらいでした。
下図のようにSHの俵積田がボールを持った時には、内側で囲まれた状態になっており、右WBの長友も低めに位置取っているため、相手としても用意ドンで裏抜けされるリスクもなく、守りやすい状況となっていました。

俵積田がシャドーとしてより自由にプレーするためには、下図のように左WBが左CBと連動し、高い位置を取り、相手のCBを吊り出し、俵積田が①ヒアンや仲川にパスを出す、②自分でドリブル突破、③ポケットを取ったWBにパスを出すという複数の選択肢を持つ状況をより多く作り出すことが重要。

また、試合序盤から横浜FCの櫻川ソロモンや鈴木武蔵のフィジカルを活かしてセカンドボールを回収するサッカーに手を焼き、長友と白井の両WBがDFラインに吸収されてしまい、大半の時間で5バック気味になってしまったことが、この試合で横浜FCが主導権を握った大きな要因であると思います。
次戦のFC町田ゼルビアに関しても、再びミラーゲームとなる可能性もあるため、このWBのポジショニングは早急に修正していきたい点です。
一方で、この試合唯一の得点シーンについてもまた、WBからでした。この得点は、WBの白井がパス&ゴーでサイドに抜け出すのではなく、内側に入ったからこそ生まれたゴールであり、新たなスタイルの片鱗が窺えたシーンでした。

J1昇格組との開幕戦かつ松橋監督を迎えての初戦という選手としても非常に難しい状況の中でも、クリーンシートでしっかりと勝ち切った点がこの試合最大の収穫であり、今後にも必ずつながる結果だと思います。
松橋監督がやりたいサッカーに果敢に挑戦するためには、勝ちながら余裕を持ってスタイル構築できる環境が必要だと思うので、このまま目の前の勝ち点を積み上げつつ、連携も深めていければ、非常に面白いシーズンになりそうだなと感じた試合でした!

まとめ
ついに2025シーズンも始まりましたね!
何はともあれ、開幕戦、勝てたことが全てでホッとしました!ここで負けてしまうと、選手の自信にも影響してきてズルズルと波に乗れない状態が続くこともあるので、まずはこの一勝を自信に変えて、次節の町田ゼルビア戦も連勝といきたいところ。

そんなに甘くないことも分かってるんだけどね笑

次節も私は味の素スタジアムに足を運ぶ予定なので、また現地の様子も含めてホーム開幕戦についても投稿しようと思います!
それではまた次回の投稿で!

あでぃお〜す!
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